給与所得控除計算ツール|令和8年・令和7年対応(基礎控除62万・最低保障74万)

給与収入から給与所得控除額を令和8年分・令和7年分の両速算表で即計算。最低保障額74万円(本則69万+特例5万)・年収の壁178万円・上限195万円の適用区分も自動判定。給与所得金額も同時表示。無料・登録不要。

令和8年分は給与所得控除の最低保障額が74万円(本則69万+特例5万)。190万円超の区分は令和7年分と共通です

源泉徴収票の「支払金額」欄、または1〜12月に受け取る給与・賞与の合計額を入力してください

給与所得控除とは?

給与所得控除とは、会社員・パート・アルバイトなど給与を受け取る人に対して、 給与収入の金額に応じて一定額を「必要経費の概算」として差し引ける制度です(所得税法第28条)。 個人事業主が実額の経費を差し引けるのと同様に、給与所得者にはスーツ代・通勤関連の支出・書籍研修費などを 個別に積み上げる代わりに、収入金額に応じた概算額が自動的に控除されます。

計算式は 給与所得金額 = 給与等の収入金額 − 給与所得控除額。 この給与所得金額が、所得税・住民税を計算するときの出発点になります。 本ツールは給与収入を入力するだけで、年度別の速算表に従って給与所得控除額を即座に算出します。

こんな場面で使えます

令和8年分(2026年分)速算表 — 最低保障額74万円

令和8年度税制改正大綱により、令和8年分・令和9年分の2年間限定で 給与所得控除の最低保障額が本則69万円+特例加算5万円=74万円となりました。 基礎控除も58万円→62万円に引き上げられ、給与所得控除74万+基礎控除62万+その他調整で 給与収入178万円までは所得税が発生しない水準(いわゆる「年収の壁178万円」)に到達します。

給与等の収入金額 給与所得控除額
1,900,000円以下 740,000円(本則69万+特例5万)
1,900,001円〜3,600,000円 収入×30% + 80,000円
3,600,001円〜6,600,000円 収入×20% + 440,000円
6,600,001円〜8,500,000円 収入×10% + 1,100,000円
8,500,001円以上 1,950,000円(上限)

令和7年分(2025年分)速算表 — 最低保障額65万円

令和7年度税制改正で、最低保障額が55万円→65万円に引き上げられ、 従来の「162.5万円以下」「180万円以下」の2区分が「190万円以下」に統合されました。 190万円超の3区分(30%・20%・10%)と850万円超の上限195万円は令和8年分と共通です。

給与等の収入金額 給与所得控除額
1,900,000円以下 650,000円
1,900,001円〜3,600,000円 収入×30% + 80,000円
3,600,001円〜6,600,000円 収入×20% + 440,000円
6,600,001円〜8,500,000円 収入×10% + 1,100,000円
8,500,001円以上 1,950,000円(上限)

両年度の差分: 令和7年分と令和8年分で違うのは190万円以下の最低保障額のみ(65万円 → 74万円)。 同じ年収なら令和8年分のほうが給与所得控除額が9万円多い(給与所得金額は9万円少なくなる) という関係です。190万円超の区分と850万円超の上限は両年度とも同一です。

「給与所得金額」と「給与所得控除額」の違い

この2つはよく混同されますが、意味がまったく違います。

たとえば給与収入500万円・令和8年分なら、給与所得控除額は 500万円×20% + 44万円 = 144万円。 給与所得金額は 500万円 − 144万円 = 356万円となります。

850万円超の所得金額調整控除(参考)

給与収入が850万円を超える方のうち、以下のいずれかに該当する場合は 「所得金額調整控除」が適用され、最大15万円が給与所得から追加控除されます。

※ 本ツールは所得金額調整控除に未対応です。 該当する方は、本ツールで算出した給与所得金額から別途、所得金額調整控除額を差し引いてください。

計算の根拠と免責

根拠法令・出典

未対応・注意事項

免責

計算結果は参考値です。正式な税額計算や申告手続きについては、税理士または所轄税務署にご確認ください。 税制は改正される可能性があるため、最新の情報は国税庁ウェブサイトで必ずご確認ください。

本ツールは令和8年分(2026年)の税率・基準をもとに計算しています。最新の情報は各省庁のWebサイト等でご確認ください。