【2026年版】会計ソフト 個人事業主 おすすめ3選|freee/MF/弥生 青色申告65万円控除を取る選び方

個人事業主向け会計ソフトのおすすめ3選を、青色申告65万円控除を取る前提で比較。freee会計・マネーフォワードクラウド確定申告・やよいの青色申告オンラインの料金(最安プラン年額1万円台)・機能・サポートを2026年現在の最新情報で解説。年商300万/500万/1000万円の規模別おすすめプランも紹介します。

個人事業主向け会計ソフトおすすめ3選2026年版:freee・マネーフォワード・弥生の料金と機能を比較するアイキャッチ

個人事業主・フリーランスの会計ソフト選びは、SERPに「7選」「13選」と並ぶ記事を読んでも、結局「個人事業主市場で広く使われる主要3社(freee・マネーフォワード(MF)・弥生)のどれを選ぶか」という話に落ち着きます。

この記事では、青色申告65万円控除を取る前提に絞り、2026年(令和8年度)現在の3社の最安プラン年額・主要機能・年商レンジ別の最適プランを比較します。3社とも無料トライアル(30日〜1ヶ月)があるため、本記事で当たりをつけてから試すのが最短ルートです。

結論:3社の最安プラン年額比較(2026年5月時点)

3社の「個人事業主向け最安プラン」を年額(税込換算)で並べたものが下表です。いずれも青色申告書類の作成・e-Tax送信に対応しており、青色申告65万円控除を取る最低限の機能は備わっています。

出典:各社公式LP(freee.co.jp / biz.moneyforward.com / yayoi-kk.co.jp)2026年5月10日時点。料金は予告なく変更される可能性があるため、申込前に公式サイトで最新版をご確認ください
会計ソフト最安プラン名年額(税込目安)初年度の実費
freee会計スターター(年払い)11,760円11,760円(30日無料お試し後)
MFクラウド確定申告パーソナルミニ(年払い)11,880円(税抜10,800円)11,880円(1ヶ月無料お試し後)
やよいの青色申告オンラインセルフプラン12,980円(税抜11,800円)0円(初年度1年間無料)

初年度コスト最重視なら弥生・継続なら横並び

初年度の実費だけで見ると、初年度1年間無料の「やよいの青色申告オンライン セルフプラン」が圧倒的に最安です。ただし、2年目以降は年額12,980円(税込)で他2社とほぼ横並びになります。「初年度の支出を抑えたい」「無料期間でじっくり試したい」という方には弥生が向いています。

ただし、最安プランは消費税申告非対応というケースが多く、インボイス登録済みの方・年商1,000万円超の方は1段階上のプランが必要になります。次のセクションで機能差を整理します。

料金・機能の比較表(freee/MF/弥生)

3社のプラン構成・主要機能の対応状況を一覧にまとめました。最安プランから上位プランへ進むほど、消費税申告・電話サポート・税務調査サポートなどが追加されます。

出典:各社公式LPおよびサポートページ(2026年5月10日時点)。プラン内容は変更される場合があります
比較項目freee会計MFクラウド確定申告やよいの青色申告オンライン
プラン構成スターター/スタンダード/プレミアム(3段階)パーソナルミニ/パーソナル/パーソナルプラス(3段階)セルフ/ベーシック/トータル(3段階)
最安プラン年額(税込目安)11,760円11,880円12,980円(初年度0円)
上位プラン年額(税込目安)23,760円〜39,800円16,896円〜39,336円25,080円〜43,560円
無料トライアル30日間1ヶ月間初年度1年間(セルフ・ベーシック)
青色申告65万円控除対応全プラン対応全プラン対応全プラン対応
消費税申告(インボイス対応)スタンダード以上パーソナル以上全プラン対応
銀行・カード自動連携対応対応対応
レシート撮影・自動仕訳スターター月5枚/上位プランは容量制ミニ月15件/上位は月30〜100件全プラン対応
スマホアプリでの確定申告対応(freeeアプリで完結)対応対応
電話サポートプレミアムのみパーソナルプラスのみベーシック以上
税務調査サポートプレミアムのみ上位プラン相談メニューありトータルプランで仕訳・申告相談

インボイス登録者は最安プランNG

インボイス(適格請求書発行事業者)として登録済みの個人事業主は、消費税の申告が必要になります。freee「スターター」とMF「パーソナルミニ」は消費税申告に対応していないため、登録済みの方は freee「スタンダード」(年額23,760円)・MF「パーソナル」(税込16,896円)または弥生「セルフ」(消費税対応・年額12,980円)以上を選んでください。

freee会計の特徴と向いている人

freee会計(個人向け)は、質問形式で取引を入力する独自のUIで、「借方」「貸方」を意識せずに記帳できる設計になっています。スマホアプリの完成度が高く、外出先でレシート撮影→自動仕訳→確定申告書作成までの一連の作業をスマホだけで完結できます。

freee会計が向いている人

一方、月のレシート枚数が多い方・複雑な取引(仕訳のカスタマイズ)が必要な方・経理経験があり従来型の会計ソフトUIに慣れている方は、操作のテンポにストレスを感じる場合があります。

プラン選びの目安(freee)

消費税申告が不要なら「スターター」(年11,760円)。インボイス登録済み・年商1,000万円超なら「スタンダード」(年23,760円)。税務調査サポートまで含めたい・電話サポートが欲しいなら「プレミアム」(年39,800円)。

マネーフォワードクラウド確定申告の特徴と向いている人

マネーフォワードクラウド確定申告は、銀行・クレジットカード・電子マネー・証券口座など、対応金融機関の数が国内最多クラスで、自動連携の幅が広いのが特長です。同社の「クラウド請求書」「クラウド経費」「クラウド給与」などとシームレスに連携でき、事業拡大時の機能追加が容易です。

MFクラウド確定申告が向いている人

一方、簿記の知識がまったくない方には、freeeの質問形式UIに比べて入力ハードルがやや高く感じられる可能性があります。最初は無料トライアル(1ヶ月)で操作感を確認してから本契約するのが安全です。

プラン選びの目安(MF)

消費税申告が不要・年商の少ない副業フリーランスなら「パーソナルミニ」(税込11,880円)。インボイス登録済みなら「パーソナル」(税込16,896円)。電話サポート・経営レポート充実版なら「パーソナルプラス」(税込39,336円)。

やよいの青色申告オンラインの特徴と向いている人

やよいの青色申告オンラインは、デスクトップ会計ソフト「弥生会計」シリーズの実績を背景に、青色申告ソフトとして長年高い利用シェアを維持している老舗です。最大の特徴は「セルフプラン・ベーシックプランの初年度1年間無料」と「全プランで全機能利用可(プラン差はサポート内容のみ)」の2点です。

やよいの青色申告オンラインが向いている人

一方、スマホアプリの操作性ではfreeeにやや劣る印象があり、外出先での記帳をスマホメインで行いたい方には他2社の方が快適です。「PC中心で記帳・申告したい」「サポート手段を多様に確保したい」方に向いています。

プラン選びの目安(弥生)

初年度コスト最小化なら「セルフプラン」(初年度0円・2年目以降12,980円)。電話・メール・チャットサポートが欲しいなら「ベーシックプラン」(初年度0円・2年目以降25,080円)。仕訳相談・確定申告相談まで欲しいなら「トータルプラン」(初年度21,780円・2年目以降43,560円)。

年商レンジ別おすすめプラン(300万/500万/1000万)

個人事業主の年商規模別に、最適なプラン選定の考え方を整理しました。インボイス登録の有無が分岐の大きな軸になります。

年商レンジ想定状況おすすめプランプラン選びの理由
年商〜300万円インボイス未登録の小規模副業/フリーランスfreeeスターター / MFパーソナルミニ / 弥生セルフ消費税申告不要のため最安プランで十分。月5〜15件のレシート撮影で足りる規模
年商300〜500万円インボイス未登録、青色申告フル活用同上+初年度コスト重視なら弥生セルフ機能差は小さいため、初年度0円の弥生セルフがコスト最適。サポート不要なら他社最安でも可
年商500〜800万円インボイス登録済 or 検討中、取引件数増加freeeスタンダード / MFパーソナル / 弥生セルフ消費税申告対応プランが必要。レシート枚数が増えるためミニプランは容量不足になりがち
年商800〜1,000万円インボイス登録済、確定申告書類が複雑化同上にサポート追加(弥生ベーシック等)を検討取引件数増加・経費分類の複雑化で操作疑問が増える。電話・チャットサポート付きプランの費用対効果が高い
年商1,000万円超消費税課税事業者・税理士併用検討会計ソフト+税理士スポット相談の併用会計ソフトで日次記帳・税理士に申告だけ依頼が費用対効果高い。詳細は税理士費用相場記事へ

年商800万円を超えてくると、会計ソフト単体での自力申告と税理士併用の損益分岐点が近づいてきます。所得税の試算で節税余地を確認した上で、税理士相談を併用するか判断してください。

当ポータルの計算ツール

個人事業主の所得税を試算する(青色/白色比較)

年商・経費・各種控除を入力するだけで、青色申告と白色申告の税額差を比較できます。会計ソフト導入で65万円控除を取った場合の節税額がいくらになるか、概算を確認できます。

所得税計算ツールを使う(無料)

青色申告65万円控除を取るためのチェック

青色申告65万円特別控除は、白色申告と比べて10万円〜65万円分の所得控除を上乗せできる制度です。所得税・住民税・国民健康保険料の課税ベースをまとめて圧縮できるため、年商300万円程度でも数万円〜十数万円の節税効果になります。

65万円控除の3要件(国税庁)

  • 複式簿記での記帳(仕訳帳・総勘定元帳の作成)
  • 貸借対照表・損益計算書の作成・提出(青色申告決算書)
  • 期限内の電子申告(e-Tax)または電子帳簿保存

3社の会計ソフトはいずれも全要件を自動でクリアできる機能を備えています。ただし「紙提出」「期限後申告」では55万円控除に下がるため、必ずe-Taxで期限内提出してください。

e-Taxの送信はマイナンバーカード+スマホ(またはICカードリーダ)で完結します。3社ともソフト内から直接e-Tax送信できる機能を備えており、税務署窓口に行く必要はありません。

65万円控除の落とし穴チェック(よくある減額パターン)

副業所得の場合、事業所得と雑所得の判定が分岐点になります。判定基準は副業の確定申告ガイドで詳しく解説しています。

会計ソフトと税理士、どちらが向いているか

会計ソフト導入の検討と並行して、「税理士に丸投げした方が早いのでは?」という疑問が出てくる方が多いです。会計ソフトと税理士の費用対効果を比較すると、おおむね以下のように整理できます。

選択肢年間コスト目安向いているケース主なデメリット
会計ソフトのみ1〜4万円年商500万円以下・取引シンプル・簿記の自学意欲あり時間コスト(年間20〜60時間)・節税相談なし
税理士に丸投げ10〜30万円取引複雑・本業多忙・節税アドバイス重視費用負担大・領収書整理は自分で必要
会計ソフト+税理士スポット5〜15万円日々の記帳は自分・申告だけ税理士に依頼担当税理士との連携設計が必要

年商500万円以下・経費の種類がシンプルな個人事業主は、会計ソフト単体での自力申告で十分なケースが多いです。年商800万円を超えてきた・インボイス登録した・複数所得区分があるなどで複雑化してきたら、会計ソフトと税理士スポット相談の併用が費用対効果の良い選択になります。

税理士費用相場の詳細はこちら

個人事業主の税理士費用は、年商規模・契約形態(スポット/丸投げ/顧問)で大きく変わります。具体的な相場と「会計ソフトと併用するか」の判断基準は、個人事業主の税理士費用相場|丸投げ・記帳代行・顧問契約でいくら?で詳しく解説しています。

電子帳簿保存法(電帳法)対応も会計ソフトで一括

2026年現在、電子で受領した請求書は電子データでの保存が義務(令和6年1月本格運用)。3社のJIIMA認証取得済プランを使えば、タイムスタンプ自動付与・検索機能内蔵・訂正削除履歴管理を一括で済ませられます。猶予措置・検索要件免除(売上5,000万円以下)の最新整理は電子帳簿保存法で請求書はどう保存する?2026年現在の正しい対応で解説しています。

よくあるご質問(FAQ)

個人事業主の会計ソフトで一番安いのはどれですか?

初年度の実費で比較すると、やよいの青色申告オンライン「セルフプラン」が初年度1年間無料で最安です。2年目以降は年額11,800円(税抜・税込12,980円)になります。マネーフォワードクラウド確定申告「パーソナルミニ」は年額10,800円(税抜・税込11,880円)で、消費税申告が不要な小規模事業者向けの最安プランです。freee会計「スターター」は年払い11,760円(税込)で、スマホ完結で確定申告したい方に向いています。3社とも30日〜1ヶ月の無料トライアルがあるため、申し込み前に操作感を試せます。

青色申告で65万円控除を取るにはどのソフトを使えばいいですか?

freee会計(スターター以上)、マネーフォワードクラウド確定申告(全プラン)、やよいの青色申告オンライン(全プラン)のいずれも、複式簿記でe-Tax提出すれば65万円控除に対応できます。65万円控除の要件は「複式簿記での記帳」「貸借対照表・損益計算書の作成」「期限内の電子申告(e-Tax)または電子帳簿保存」の3点で(国税庁公式)、3社とも全要件を自動でクリアできる機能を搭載しています。紙提出だと55万円控除に下がるため、必ずe-Taxで提出してください。

freeeとマネーフォワードはどちらが使いやすいですか?

freee会計は「簿記の知識ゼロでも入力できる」UIに特化しており、質問形式で取引を入力するスタイル。簿記初心者・スマホ完結派に向いています。マネーフォワードは「従来の会計ソフトに近い」操作感で、簿記を多少理解している方や経理経験者に向いています。請求書発行・給与計算・経費精算など他のクラウドサービスとの連携を重視するならマネーフォワード、確定申告だけシンプルに済ませたいならfreeeが選びやすい傾向です。

消費税の申告(インボイス対応)はどのプランから可能ですか?

freee会計はスタンダード以上(税込23,760円〜)、マネーフォワードクラウド確定申告はパーソナル以上(税込16,896円〜)、やよいの青色申告オンラインは全プラン対応です。インボイス登録した課税事業者・年間売上1,000万円超の事業者は消費税申告が必須のため、最安プラン(freeeスターター・MFパーソナルミニ)では機能不足になります。インボイス登録済みなら最初から消費税申告対応プランを選んでください。

会計ソフトと税理士、両方使う必要はありますか?

年商500万円以下で経費の種類がシンプル(仕入・通信費・消耗品費程度)なら、会計ソフトだけで自力申告できるケースが多いです。年商500万円超・複数の所得区分(事業+不動産+株式など)・従業員雇用・インボイス登録などの複雑要素がある場合、会計ソフトで日々の記帳をしつつ税理士に確定申告だけ依頼する「ハーフ依頼」が費用対効果が高い選択肢になります。詳しい費用相場は個人事業主の税理士費用相場の記事で解説しています。

途中で会計ソフトを乗り換えても大丈夫ですか?

可能ですが、年度途中の乗り換えは仕訳データの移行作業が発生するためおすすめしません。3社とも仕訳データのCSVエクスポートに対応していますが、勘定科目体系が微妙に異なるため、移行後に過去データの整合性を再確認する必要があります。乗り換えは「翌年1月(新年度開始時)」がベストタイミングです。無料トライアル期間中(30日〜1ヶ月)に操作感を試して、本契約は新年度から始めるのが最もリスクが小さい流れです。

まとめ:失敗しない会計ソフト選びの3ステップ

  1. ステップ1:年商規模・インボイス登録の有無で必要プランを絞る

    年商500万円以下・インボイス未登録なら3社の最安プランで十分。インボイス登録済み・年商1,000万円超ならfreeeスタンダード/MFパーソナル以上が必要。

  2. ステップ2:操作スタイルで好みの1〜2社を選ぶ

    簿記知識ゼロ・スマホ完結派ならfreee。簿記3級程度の経験ありなら従来型UIのMF。初年度コスト最重視・サポート手厚い派なら弥生。

  3. ステップ3:無料トライアルで実際に試してから本契約

    30日〜1ヶ月の無料期間中に、自分の取引データを2〜3週間入力してみる。操作テンポ・サポート対応・スマホアプリの使い勝手を実体験で確認するのが最も失敗しない流れ。

  4. 判断に迷ったら税理士相談を活用

    「自力でいけそうか・税理士併用が必要か」の判断は、無料の税理士紹介サービスの相談で方向性を掴める。会計ソフト導入後の節税相談・確定申告チェックを単発で依頼することも可能。

本記事の料金・機能情報は2026年5月10日時点で各社公式LP(freee.co.jp / biz.moneyforward.com / yayoi-kk.co.jp)から取得した内容です。プラン構成・料金は予告なく変更される可能性があるため、申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。青色申告控除の要件は国税庁公式サイト(nta.go.jp)でご確認いただけます。

本ツールは令和8年度(2026年)の税率・基準をもとに計算しています。最新の情報は各省庁のWebサイト等でご確認ください。